2026年3月号WEB版

2026年3月、4月の活動内容やご提供いただいた情報をまとめ、地域保健2026年3月号WEB版のインデックスとしています。記事やイベントの詳細はそれぞれのリンクをご利用の上ご覧ください。

〈表紙のことば〉
はるがきた。
すこしずつ、
ふくらんで、芽をだしていく。
いのちが あたたかさに つつまれて
わたしは ほくほく する。

あなたが いること。
あなたと いあわせたこと。
それだけで、わたしは うれしい。

みえない ひかりの ひとつぶ ひとつぶが
あなたと わたしを つつんでいくような。
そんな あたたかさを かんじる。


いきていくこと
よろこび わかちあうこと 
それが あなたと できたらと。

はるがきた。

絵・なるかわしんご
https://narukawa-shingo.work/

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20263月号

定価:本体 0円(税込)
紙媒体の定期発行は休刊中
発行日:2026年3月1日~随時更新
印刷発行なし

【オンライン勉強会】保健師の魅力再認識! 保健師とフランスの親子まるごと支援〜地域での育ちの保障

地域保健WEBで約2年間にわたり連載してきた安發明子さんの「フランスの親子まるごと支援」が、2026年3月30日に最終回を迎えます。この連載では、フランスの子育て支援の現場から、日本の支援との違いを知ることで多くのヒントをいただいてきました。このたび連載最終回直前イベントとして、2月に安發さんが主催したフランス研修に参加した保健師の櫻井純子さん(へき地保健師協会副理事)のお話を皆さまと共有する場を設けました。
連載開始当初からの読者のお一人でもある櫻井さんから、保健師の視点から捉えたフランスの子育て支援の実際、そして日本の地域づくりに活かせると感じた取り組みなどを報告いただき、安發さんと連載のあゆみを振り返る機会とします。保健師活動の魅力を再認識し、ワクワクする時間を一緒に過ごしませんか? 皆さまのご参加をお待ちしています!

  • 日時:2026年3月14日(土)14:00~15:30
  • 開催方法:オンライン(Zoom予定)
  • 対象:地域保健ネットサロン会員
    地域保健に関心のある保健師、行政職員、親子支援に携わる方、研究者、学生などにおすすめです。
  • 参加費:無料(事前申込制)
  • 定員:100名
  • 内容
    ・連載の振り返りとフランス研修の紹介:安發明子さん(フランス子ども家庭福祉研究者)
    ・フランス研修報告「保健師の目で見たフランスの子育て支援」:櫻井純子さん(へき地保健師協会 副理事)
  • 共催:へき地保健師協会

会員限定【ことばサポートネット×地域保健WEB 合同企画】5歳児健診で発音のSOSを見逃さない! 「5歳児の発音評価の手引・チェックシート」完成報告会

5歳児健診は、子どもの発達を見守る大切な機会です。中でも「ことば」の発達、とくに構音(発音)に関する見立ては、保健師さんにとって難しさを感じる場面も多いのではないでしょうか。3月中に一般社団法人ことばサポートネット公式サイトで公開予定の「5歳児の発音評価の手引・チェックシート」は、5歳児健診に携わる保健師さんのご意見が反映された新しい支援ツールです。この勉強会では、ツールの使い方や、作成にいたった経緯、保健師さんに伝えたい思いなどをことばサポートネット代表の埜藤奈美さん(言語聴覚士)にお話しいただきます。5歳児健診に携わる保健師さんが現場でツールを実際に使ってみた感想などを共有し、意見交換できる場としてもご活用いただければ幸いです。ぜひお申し込みください。

  • 日時:2026年4月21日(火)19:00~21:00
  • 開催方法:オンライン(Zoom予定) ※アーカイブ配信予定あり
  • 対象:地域保健WEBネットサロン会員(主に保健師)
  • 参加費:無料
  • 定員:100名
  • 内容
    「5歳児の発音評価の手引・チェックシート」のご紹介
    講師:ことばサポートネット代表 埜藤奈美さん
    ・ツール開発の背景と目的
    ・模擬音声や資料の活用方法 など

\お申し込み方法は準備ができしだい地域保健WEBやSNSでお知らせいたします!/

【好評アーカイブ 配信中】地域保健ネットサロン会員限定 アーカイブ配信のご案内

過去に地域保健編集部が主催したネットサロン会員限定のオンライン勉強会を、ご好評につきアーカイブ動画として再配信しています。視聴をご希望の方は、以下よりイベントごとにお申し込みをお願いします。会員登録がお済みでない方は、イベントお申し込み時にあわせて無料登録できます。会員登録について、詳しくは「地域保健ネットサロン」ページをご覧ください。

  • なぜ日本では「ごみ屋敷」と呼ぶの? フランスの”ため込み症”支援に学ぶ
    講師:フロリアンさん/通訳:安發明子さん
    (収録日:2026年2月16日)
  • 長生き歩きと腸活の効果について~中之条研究25年の成果~
    講師:青栁幸利さん
    共催・話題提供:一般社団法人JA共済総合研究所
    (収録日:2025/7/23)
  • セクソロジストに学ぶ「子どもの性・同意」
    講師:クロード・ジオルダネラさん/通訳:安發明子さん
    (収録日:2024/4/22)

地域保健WEB連載 フランスの親子まるごと支援(奇数月の30日更新)

子ども家庭分野における在宅支援とは、親子が分離されることなく同居を続けながら、ソーシャルワーカーが家族に関わり、親子それぞれの課題解決を支えていく支援のあり方である。今回は、フランスにおける調査をもとに、在宅支援が持つ可能性と限界について紹介する。
筆者が首都圏で生活保護のケースワーカーとして働いていた頃、母子家庭の多い地域を担当していた。支援を続ける中で、家族の状況は必ずしも改善せず、むしろ悪化するケースもあった。(もっと家庭に寄り添った、手厚い在宅での支援があれば……)と感じていた。(本文より)

〈著者プロフィール〉
安發明子(安發明子公式サイト
フランス子ども家庭福祉研究者。ソーシャルワーカー養成校AFRISパリ理事。 立命館大学大学院人間科学博士、EHESSフランス国立社会科学高等研究院健康社会政策学修士、社会学修士、一橋大学社会学学士。 首都圏で生活保護ワーカーとして勤務したのち2011年渡仏。 子どもが幸せに育つための文化の醸成に取り組んでいる。 著作『一人ひとりに届ける福祉が支える フランスの子どもの育ちと家族』(2023)かもがわ出版、翻訳書『ターラの夢見た家族生活 親子まるごと支えるフランスの在宅教育支援』(2024)サウザンブックス、『NO!と言えるようになるための絵本』(2025)ゆまに書房。

地域保健WEB連載 なな先生のことばの発達教室(奇数月の15日更新)

5歳児健診は、就学時健診だけでは拾いきれない小さなサインを、家庭・園・医療・福祉・教育へ橋渡しする場です。前編では、発音(構音)と吃音(きつおん)を切り口に、「短い健診の中でも共有できる見立て」を整理しました。
後編は、より外から見えづらく限られた時間でのアセスメントが難しいテーマである、「ことば全体の力(言語発達)」と、「読み書き・数の学び(学習障害の芽)」に焦点を当てます。

〈著者プロフィール〉
寺田 奈々(ことばの相談室ことり 言語聴覚士)

慶應義塾大学文学部卒。養成課程で言語聴覚士免許を取得。総合病院、プライベートのクリニック、専門学校、区立障害者福祉センターなどに勤務。年間100 症例以上のことばの相談・支援に携わる。専門は、ことばの発達全般・吃音・発音指導・学習面のサポート・失語症・大人の発音矯正。著書に『子どもとのコミュニケーションがどんどん増える! 0~4歳 ことばをひきだす親子あそび』(小学館)、『発達障害&グレーゾーン幼児のことばを引き出す遊び53』(誠文堂新光社)。

地域保健WEB連載  帰ってきた「閑話ケア」……ときどき「講演旅行記」(気が向いたら更新)

トリ年から干支の事を書き始めてウマまで来た。10番目。
単純に、10年も書いてるんだなって思ったが、「閑話ケア」そのものは2011年から書いているんだから15年か。しかも通算152回目だ。我ながらビックリする。そんなに長く書いている自覚がないが、証拠は残っているので間違いないだろう。年数や回数が多いからと言って価値があるわけでもないが、よくもここまでウマくごまかして書いてきたものだとは思う。
というわけで、今年もよろしくお願いします。
さて、午年(うまどし)。「午」という字は……(続く)

<著者プロフィール>
藤本裕明(あさか台相談室

分類学上は霊長目ヒト科の♂。立場上は一応、心理カウンセラーに属する。自分の所の他、埼玉県川越市の岸病院・さいたま市の小原クリニックなどで40年以上の臨床経験があるが、年数だけで蓄積はおそらく無い。むしろ、蓄積より忘却が増している気がする。
昨年12月初旬に、また東北北部などで大きな地震があった。今年は日本中が平穏だと良いけど。 隣国とも睨み合ったりしているし…。フウイヌムを見習ってほしいものだ。(著者より)

情報BOX【書籍】

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『ごみ屋敷にすむ人の心理と支援がわかる本 セルフ・ネグレクト、孤立、ひきこもり、支援拒否に寄り添うアプローチ』

編著者:岸恵美子/サイズ:A5判/230頁/3,080円(税込)

◆「ごみ屋敷」で生活する人々の実態
2023年の環境省による、いわゆる「ごみ屋敷」に関する初調査では、全国で5,224件がごみ屋敷と認知されましたが、解決に至ったのは49.5%と半数にとどまっています。また、清掃業者への依頼が年間約3,000件に上る現状を鑑みると、自治体が把握している数は「氷山の一角」であり、実際にはさらに多くの人々が潜在していると考えられています。

◆ごみ屋敷支援の困難さ
ごみ屋敷は、孤立死の約8割を占めるとされる「セルフ・ネグレクト」と密接に関わっており、生命に関わる深刻な問題です。しかし、介入の根拠となる法律の未整備や本人の支援拒否、さらには近隣住民への影響など、支援現場は「本人の意思」と「地域の安全」の狭間で極めて困難な対応を迫られています。


本書は、編著者らの研究と実践に基づき、支援現場で役立つ具体的な介入・支援方法を体系的にまとめています。
「本人の意思」と「地域の安全」の狭間で悩む専門職、自治体職員、民生委員等の方々に向けて、イラストや四コマ漫画を交えてわかりやすく解説した、実践に欠かせない一冊です。

■ 目次

  • 第1章 ごみ屋敷とはどのようなもの?
  • 第2章 どのような人がごみ屋敷になってしまうのか?
  • 第3章 ごみ屋敷とそこに住む人を知ることから始めよう
  • 第4章 どうやってごみ屋敷に住む人に関わるのがよいか?
  • 第5章 支援者が活用できる理論・モデル ―ごみ屋敷に住む人との関わりで考えてみる
  • 第6章 “あるある”事例で考えてみよう
  • 第7章 自治体で進められている取り組み
  • 第8章 今からできること、これから考えていくこと

2026年3月発行(中央法規出版)

情報BOX【書籍】

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『308柄のカード付き 0~4歳 ことばをひきだす親子カードあそび』

著者:寺田奈々 イラスト:TICTOC /サイズ:A5判/214頁/2,970円(税込)

◆遊びながらお子さんのことばをのばすカード
ことばの基礎をひろげる0~4歳の子どもにむけてSNSの発信が人気の言語聴覚士・寺田奈々さんによることばを引き出すカードを使った50のあそびを紹介します。
別冊の308柄のかわいいイラストカードを使ってことばやコミュニケーション能力の習得を促します。

2026年2月発行(小学館)

単行本『東京保健師ものがたり』試し読みのご案内

雑誌『地域保健』での連載から生まれた書籍『東京保健師ものがたり』のご利用が広がっています。昨年は、栃木市のボランティア団体である大平町点字の会「どんぐり」さんによって、点字に翻訳されました。

まだお読みになっていない方は、試し読みPDFをご用意しましたのでご覧ください。


著者 和泉慶子さんのインタビューが月刊『ケアマネジメント』2月号に掲載!

月刊『ケアマネジメント』の連載「幸せのためのヒント」に掲載されたインタビューの概要が、この連載の著者である小笠原綾子さん(ライター・編集者)の公式サイトで紹介されています。
https://ryoko-ogasawara.amebaownd.com/posts/58504885

インタビュー全文をPDFでご覧になれます。

▶︎File56:家庭という閉鎖的な場に入り込み、孤立する人たちに伴走する ~東京で保健師をしていた和泉慶子さんのはなし~/ 和泉慶子さん〈2026.2〉

ネットサロン会員向けツール フランス・パリの「暴力定規」日本語版をPDF公開

地域保健では、パリ在住のフランス子ども家庭福祉研究者・安發明子さんにご協力いただき、パリ市が子ども・若者向けに配っている「暴力定規」の日本語版をつくりました。制作にあたり、地域保健ネットサロン会員の皆さまにもデザインや名称、使い方などについてご意見をお寄せいただくなどご協力いただきました。暴力定規について詳しくはお知らせページをご覧ください。

「暴力定規のつかいかた」A3判を作成しました!

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