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2025年7月、8月の活動内容をまとめ地域保健2025年7月号WEB版のインデックスとしています。記事やイベントの詳細はそれぞれのリンクをご利用の上ご覧ください。
<表紙のことば>
緑は濃く、高くなり、青は広く長くなる。
あらゆる色彩がきらめいて、世界がひときわ大きくなっていく。
その中で、
命はそれぞれの居場所で響きあう。
あわてなくていい、焦らなくていい。
この夏の色と音に触れて、
いまを楽しもう。
絵・なるかわしんご
https://narukawa-shingo.work/

2025年7月号
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- 定価:0円(税込)
- 休刊中
- 発行日:2025年7月1日~随時更新
- 印刷発行なし
オンライン勉強会長生き歩きと腸活の効果について ~中之条研究25年の成果~
コラボ企画和泉慶子さん×地域保健×FIRST DOOR これまでとこれからを紡ぐ「ものがたり」 東京保健師ものがたり著者が保健師のたまご・ひよこに伝えたいこと
「FIRST DOOR」は、保健師を目指す方と新任期保健師が集うオンラインコミュニティ。参加者が聞きたいコトや話したいコトをテーマに、2か月に1回程度オンライン交流会を開催しています。
8月30日(土)に開催予定のFIRST DOOR 第19回交流会では、地域保健の連載をまとめた書籍『東京保健師ものがたり』著者の和泉慶子さんが参加!
これから保健師を目指す学生さん、新任期の保健師さん、一緒に交流会に参加してみませんか?
お申し込み方法など詳しくは後日地域保健WEB・SNS・メールニュース等でご案内します。どうぞお楽しみに!
●イベント主催者:FIRST DOORの最新情報はこちらから
・https://firstdoor.studio.site/
・Instagram
・X(旧twitter)
オンライン講演会(アーカイブ配信)『虐待予防は母子保健から 指導ではなく支援』著者 鷲山拓男さん講演会
地域保健WEB連載 フランスの親子まるごと支援(奇数月の30日更新)
フランスでは、福祉の専門職とは単に知識を持つ人ではなく、支援を必要としている当事者が自分に適した解決策を自身で見出すことを支援し、利用者主体で関わることができる「あり方」が重要視される。特に「温かい見守り」と「ジャッジしない姿勢」が鍵となる。家族支援においては、専門職同士の連携や継続研修による持続的な知識・技術のアップデートが不可欠である。フランスの福祉現場では、ボトムアップによる発展が特徴であり、現場発の取り組みが全国に広がる文化が根づいていることを紹介する。(本文より)
〈著者プロフィール〉1981年鹿児島生まれ。2005年一橋大学社会学部卒、首都圏で生活保護ワーカーとして働いた後2011年渡仏。2018年フランス国立社会科学高等研究院健康社会政策学修士、2019年フランス国立社会科学高等研究院社会学修士。
フランスの子ども家庭福祉分野の調査をしながら日本へ発信を続けている。全ての子どもたちが幸せな子ども時代を過ごし、チャンスがある社会を目指して活動中。
地域保健WEB連載 なな先生のことばの発達教室(奇数月の15日更新)
WEB連載「なな先生のことばの発達教室」が始まった頃にはまだ生まれたての赤ちゃんだったうちの息子も、いつのまにか1歳半を過ぎました。
毎日が、新鮮な驚きと発見の連続です。
そんな日々の中で、今回はうちの息子のことばが育っていく様子を見守りながら、「文を理解する」「文を話す」力の育ちについて、一緒に考えてみたいと思います。(本文より)
〈著者プロフィール〉
寺田 奈々(ことばの相談室ことり 言語聴覚士)
慶應義塾大学文学部卒。養成課程で言語聴覚士免許を取得。総合病院、プライベートのクリニック、専門学校、区立障害者福祉センターなどに勤務。年間100 症例以上のことばの相談・支援に携わる。専門は、ことばの発達全般・吃音・発音指導・学習面のサポート・失語症・大人の発音矯正。著書に『子どもとのコミュニケーションがどんどん増える! 0~4歳 ことばをひきだす親子あそび』(小学館)、『発達障害&グレーゾーン幼児のことばを引き出す遊び53』(誠文堂新光社)。
地域保健WEB連載 帰ってきた「閑話ケア」……ときどき「講演旅行記」(気が向いたら更新)
何という表題だろうか…。保健師が読者の多くを占めているというのに、一体ナニゴトか、という感じではあろうが…。
昨今、保健師相手の講演の時に「あなた達は知られていませんよ」という話をする事が多くて、この場においても、皆さんに伝えるべきなんだろうなと思った次第。
うん、文字通り「保健師」は、多くの人にとってナゾの職業なのだ。(本文より)
<著者プロフィール>
藤本裕明(あさか台相談室)
分類学上は霊長目ヒト科の♂。立場上は一応、心理カウンセラーに属する。自分の所の他、埼玉県川越市の岸病院・さいたま市の小原クリニックなどで40年以上の臨床経験があるが、年数だけで蓄積はおそらく無い。むしろ、蓄積より忘却が増している気がする。
春になって桜が咲いて、それからまた気温が下がって、今年の桜は長持ちした気がする。でも、日本各地で、状況はだいぶ違うんだろうな。桜前線を追いかけながら南から北への講演旅行も楽しそうだが、そんな事ばかりしてたら本業はいつするんだって事になる。一層の事、講演を本業にしちゃうか。…なんてね。(著者より)
情報BOX【映画】『はらむひとびと』
『はらむひとびと』公式サイト:https://www.haramu-movie.com/
★ 7月11日新宿武蔵野館より 全国順次ロードショー
私たちが孕むのは、子どもだけじゃない。
働くこと、子を産むこと、育てること、いのちを守ること
過酷な時代に、今もまだ私たちは生きている
3歳の息子・ゆうりを育てる亜湖は、仕事優先の夫 雅人にも頼れず、社会から隔絶されていく日々の中で、育児ノイローゼに陥っていた。一方、広告会社に勤める郁美は、有名コピーライターの夫 俊介との間に望まぬ妊娠をしてしまう。偶然再会した旧友の 2 人は、互いの境遇に共感し、やがて協力関係に。亜湖は回復の兆しを見せ、都美もゆうりとの交流を通じて母になる覚悟を抱き始める。しかし、そんな矢先にゆうりの置き去り事件が発生してしまい……。
亜湖、都美、俊介、雅人のそれぞれの想いと正義、葛藤そして絶望や希望が交差する。
出演:相馬有紀実、瀬戸かほ、浅香航大、前原瑞樹、
主題歌「hand」グソクムズ (Sony Music Labels Inc.)
©はらむひとびとパートナーズ
情報BOX【本】

『保健師のための 児童虐待臨床ノート ー明石こどもセンターの実践からー』
著者:秋末珠実(明石こどもセンター所長/保健師)、稲垣由子(明石こどもセンター/小児科医)
A5判/128頁/2,200円(税込)/総合医学社
・こどもを核としたまちづくりを展開する明石市。
・保健師による、児童虐待の支援のポイントを紹介。
・保健師が、児童虐待において、「どのように考え」「どのように動き」
「どのようにケースを見立てて」「どのような支援プランを立て」
「どのような関係機関を巻き込むのか」……。
・小児科医の視点も取り入れ、児童虐待のソーシャルワークにも活用できます。
情報BOX【本】

企画:ダニー・ネフセタイ
作:なるかわ しんご
272mm × 216mm/40頁/1,980円(税込)/イマジネイション・プラス
イスラエル生まれのダニー・ネフセタイさんは子どものころ国を守るために戦闘機のパイロットになるのが夢でした。3年間の徴兵で空軍に入りましたが、その夢を叶えることができずに旅にでます。立ち寄った日本の公園で驚きの体験をします。公園には今まで「敵」と思っていた国々の人が多くいて、その人たちと自然に楽しく話をすることができたのです。「敵」だと教えられてきましたが、同じ人間なのだと気づいたのです。その後、日本で暮らすようになったダニーさんには段々と気づきが多くなっていきました。そのひとつは、ずっと戦争をする自分の国、しかし暴力は何も解決することはできない、話し合いこそが大切だとの気づきでした。そして本職は家具を作る職人ですが、平和を唱える活動を始めたのです。
絵本を通して平和のあり方を考えます。そのキーワードは丸いちゃぶ台。角のないちゃぶ台は誰とも同じスペース、同じ距離で接することができるのです。
2025年8月30日発行予定