• 2020年9月号
  • コロナ禍が続く中、地震や豪雨災害などと重なる「複合災害」が懸念されている。特集テーマは「コロナ時代の災害支援」として、コロナ禍における災害支援の在り方について、避難所を中心にまとめた。

    また、ウイルスと共存する社会の健康づくりをどう考えるか。座談会で「コロナ時代の保健活動」を語ってもらった。

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    20209月号

    定価:本体 1370円+税
    第51巻5号
    発行日:2020年9月1日
    B5版 96ページ

    特集コロナ時代の災害支援

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    コロナ禍が続く中、地震や豪雨災害などと重なる「複合災害」が懸念されている。例えば、避難所の環境はコロナ対策で危険視される「3つの密」になりやすい。令和2年7月豪雨の被災地では、避難所に段ボールベッドと間仕切りを設置するなど、新しい生活様式が実践された。避難所のトイレ、風呂、ごみ、食事については感染防止の徹底と、支援スタッフ全員がルールを共有することが求められる。
    特集ではコロナ禍における災害支援の在り方について、避難所を中心にまとめた。

    ◎避難所・避難生活学会からの提言
    植田信策(石巻赤十字病院)

    ◎濃厚接触者と疑似例の避難と課題 
    山村 修(福井大学医学部)

    ◎避難所環境におけるトイレと食事の課題
    根本昌宏(日本赤十字北海道看護大学)

    ◎感染防御と個人スペースの拡大
    水谷嘉浩(Jパックス株式会社)

    ◎感染防御と食事提供
    下村昭夫(株式会社iDISH)

    ◎コロナ時代の支援スタッフ教育
    酒井明子(福井大学医学部)

    ◎コロナ時代の被災者の自立とコミュニティ形成
    野原正美(福井大学大学院医学系研究科)

    ◎海外の避難所コロナ対策事情 
    北川慶子(聖徳大学心理・福祉学部)

    座談会コロナ時代の保健活動 ウイルスと共存する社会の健康づくり

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    新型コロナウイルスの流行で、母子保健事業など保健師の日常業務は滞りを余儀なくされた。ウイルスとの闘いは長期戦が予想され、今後はウイルスと共存しながら感染防止対策と通常の健康づくりに取り組んでいくことになる。座談会では、ソーシャルディスタンスを保つなど、新しい生活様式を定着させる中で、住民の健康を守る保健師の活動を継続する方法などについて話し合ってもらった。
    座談会は第一波がいったん落ち着いた後、首都圏を中心に再び感染者が増え始めた2020年7月14日に、Zoomを使って行った。

    【参加者】(五十音順)
    石黒美佳子さん(蒲郡市健康市民福祉部)
    岡本 理恵さん(名古屋市子ども青少年局子育て支援部)
    陣立 良太さん(横須賀市保健所)
    春山 早苗さん(自治医科大学看護学部)=司会

    ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!

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    藤富絵里香さん(横浜市中区こども家庭支援課)

    ピープル

    西村博之さん(NPO法人 フリースペースたまりば 理事長 川崎市子ども夢パーク 所長)

    連載

    高齢者の「通いの場」づくりの取り組みとその効果【連載】

    第3回 多機能の施設を合築したメリット
    ─防災意識や多世代交流への相乗効果
    後藤文枝 ほか

    ゲーム障害とスマホ依存―地域保健にできること【連載】

    第3回 無知は罪なり
    磯村 毅

    虐待予防は母子保健から 指導ではなく支援

    第9回 新型コロナウイルス
    問題下での虐待予防 「取り締まり」か「援助」か
    鷲山拓男

    ESSAY国際保健

    第39回 本と研究室雑感
    松田正己

    保健師のための閑話ケア

    第90回 「コロナ」との向き合い方
    藤本裕明

    中臣さんの環境衛生ウオッチング

    第75回 新型コロナウイルスを踏まえた避難所の衛生対策
    中臣昌広

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