2014年4月号

ICTが進み、データの活用に注目が集まっている。地域を健康に、幸せにするためのデータの有効な活用方法について語る。

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20144月号

定価:本体 942円(税込)
第45巻4号
発行日:2014年4月1日
A5版 112ページ

鼎談地域を健康にするデータ活用とは

「見える化」から始まる健康づくり、地域づくり昨年6月に閣議決定された日本再興戦略では「予防・健康管理の推進に関する新たな仕組みづくり」が主要施策の一つとして示され、 レセプト情報・特定健診結果の電子化の進展を背景とした 「データ分析に基づく保健事業(データヘルス)」の取り組みを推進する「データヘルス計画」が盛り込まれた。一方、「地域における保健師の保健活動に関する指針」では地域診断に基づくPDCAサイクルを実施することの重要性が示された。データによる「見える化」から始まる健康政策の重要性はますます高まっている。座談会では公衆衛生、地域保健の観点から「データを起点にして、いかに人、組織を動かし、社会を健康へと導いていくか」を論じる。

【出席者】
辻 一郎さん(東北大学大学院医学系研究科)
土屋厚子さん(静岡県健康福祉部医療健康局)
古井祐司さん(東京大学政策ビジョン研究センター)=司会

フロントランナー

佐川きよみさん (葛飾区保健所 青戸保健センター 青戸保健担当係長)
文:太田美由紀 写真:カミヤス セイ

解説

データヘルス計画について
文:編集部

 

特別寄稿

島嶼に働く看護職の軌跡をたどりたい
~その生き様に惹かれて~
森 隆子(鹿児島大学医学部保健学科)

 

REPORT1

第2回日本公衆衛生看護学会学術集会
取材:編集部

REPORT2

日本看護協会 復興フォーラム2014
「被災地の看護は、いま」
取材:逸村弘美

 

ニュース

国保ヘルスアップ事業の助成で「データヘルス計画を推進」
厚生労働省保険局国民健康保険課

ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!

岡田慶子さん (高松市勝賀保健ステーション)
文:白井美樹 写真:C.Kent

ピープル

工藤 啓さん (特定非営利活動法人 育て上げネット 理事長)
すべての若者が、幸せに働き続けられるために
「ひきこもり」「ニート」の就労支援
文:白井美樹 写真:カミヤス セイ

 

情報BOX

訪問に役立つ“安心・安全”の豆知識
BOOK
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special edition?!

連載

隔月連載 東日本大震災で求められている公衆衛生活動とは

第1回 中長期支援・協働の枠組みを考える
佐々木亮平(岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構)、岩室紳也(ヘルスプロモーション推進センター)

保健師のための閑話ケア

第40回 講演旅行記⑧
藤本裕明

中臣さんの 環境衛生ウオッチング

第25回 まつ毛エクステンションの衛生
中臣昌広

いまどき子育てアドバイス

第199回 安心子育てを手伝うために(6)
家族の肖像②
中川信子

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