2013年11月号

食物アレルギーに関する最新情報を提供するとともに、食物アレルギー児を支えるために地域の保健師に期待すること、取り組みの好事例などを掲載。

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201311月号

定価:本体 857円+税
第44巻11号
発行日:2013年11月1日
A5版 112ページ

特集食物アレルギー児を地域で支える

東京調布市の小学校で起きた食物アレルギーによるアナフィラキシーショック死亡事故をきっかけに、各地で食物アレルギーに関する勉強会や研修会が活発になっている。食物アレルギー児とその親は、周囲の理解も得られず、どこに相談すればよいのかも分からず、孤立し悩みを深めていることが少なくないといわれる。

乳幼児のころから健康状態を把握できる地域の保健師には、親のグループを立ち上げたり、学校関係者と情報を共有したり、地域のネットワークを築いたりすることで、患児と親を支える役割が求められるはずだ。しかし、他の課題や業務に忙殺される中で、患児が保育所・幼稚園、小学校へと進むと、かかわる機会はほとんどなくなってしまうのが現状である。

特集では、食物アレルギーに関する最新情報を提供するとともに、地域の保健師への期待と要望、取り組みの好事例などをまとめる。保健師が食物アレルギーの問題で何ができるのかを考える契機としたい。

  • 食物アレルギーをめぐる最近の動き
    今井孝成(昭和大学医学部)
  • 保健師が押さえておきたい 乳幼児期の食物アレルギー最新知見
    取材協力:大矢幸弘さん(国立成育医療研究センター生体防御系内科部アレルギー科医長)
    取材:太田美由紀
  • アナフィラキシーへの対応
    エピペン(R)の使い方を中心に
    中村俊紀(昭和大学医学部)
  • 行政・保健師へ期待すること
    中西里映子(認定特定非営利活動法人アレルギー支援ネットワーク)
  • 市の「食物アレルギー対応マニュアル」改訂と保健師の役割
    相模原市保育課保健師として
    瀨戸昭子(相模原市健康福祉局こども育成部)

フロントランナー

兼子いづみさん(浜松市こども家庭部長)
文:太田美由紀 写真:カミヤス セイ

FOCUS

アンガーマネジメント
~怒りの自己管理術~
取材協力:安藤俊介さん(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事)
取材:逸村弘美

REPORT

平成25年度保健師中央会議《続報》
「災害時の保健師活動」および「保健指導室の今後の取り組みと方針」
取材:編集部

未来志向の小さな集落

益田市種地区
先人の築いた思いを次世代に 保健班発足から30年
取材:編集部

ニュース

大流行後のCRSに注意呼び掛け
風しんに関する小委員会
第1回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会及び厚生科学審議会感染症部会

ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!

橘内恵美子さん、鈴木沙友里さん(石巻市健康部健康推進課)
文:逸村弘美 写真:C.Kent

ピープル

湯澤直美さん(立教大学コミュニティ福祉学部教授、「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク共同代表)
「子どもの貧困問題は、哀れみや救済ではない」
競争を激化するのではなく、均等に教育を受ける権利の保障を
聞き手:逸村弘美 写真:カミヤス セイ

情報BOX

BOOK
月間レーダー
ちょっと知っトク・間違い探し
infomation
月間レーダー special edition?!

連載

保健師のための閑話ケア

第35回 講演旅行記⑦
藤本裕明

中臣さんの 環境衛生ウオッチング

第20回 掃除機の選び方
中臣昌広

いまどき子育てアドバイス

第194回 安心子育てを手伝うために(2)
中川信子

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