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2013年4月号
認知症になっても本人の意思が尊重され、住み慣れた地域で暮らし続ける社会に向けて各地の取り組みが進んでいる。国の方針と先進事例を紹介。
特集認知症ケア新時代を迎えて ~地域支援体制の強化へ~
認知症高齢者300万人という時代を迎え、国の施策の方向性も、「認知症患者は精神科病院や施設でケア」といった従来の方針を修正し、住み慣れた土地で暮らし続けたいという本人の意思を尊重し、アセスメントや初期対応に力を入れ、社会全体で支えていく支援体制へと大きく方向転換しつつある。
今回は、認知症ケアの新しい視点を取り入れた国の施策、そして地域に根ざした認知症ケアに成果を上げている自治体の熱心な取り組みを紹介する。
- 認知症施策推進5 か年計画(オレンジプラン)と保健師の役割
取材協力:勝又浜子さん(厚生労働省老健局認知症・虐待防止推進室) 取材:編集部 - オール京都で取り組む認知症総合対策
京都地域包括ケア推進機構の取り組みから
大倉和子(京都府健康福祉部) - 認知症早期発見と社会連携
街ぐるみ認知症相談センターの取り組み
根本留美(日本医科大学武蔵小杉病院街ぐるみ認知症相談センター) - 認知症になっても安心のまち」&「認知症にならないまち」をめざして―松阪市
奈良かよ子(松阪市保健部) - ときをつなぎ、人をつなぎ、地域をつなぐ回想法の取り組み―北名古屋市
柴田悦代(北名古屋市)
フロントランナー
小畑美由紀さん(養父市 健康福祉部健康課 課長)
文:編集部 写真:カミヤス セイ
ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
對馬侑子さん(世田谷区世田谷保健所 健康推進課)
文:編集部 写真:C.Kent
FOCUS
女子栄養大栄養クリニックの遺伝子型別ダイエット必勝法
取材協力:田中 明(女子栄養大学) 取材:編集部
ピープル
神田昌彦さん(ココライフ編集長、株式会社イベントバンク代表取締役)
障害がある人には、どんどん外へ出てほしい。そうすれば、社会はゆっくりと、優しく変わっていく
聞き手:編集部 写真:カミヤス セイ
ニュース
- 福島第一原子力発電所事故に関するメディア向け・一般向け情報交流会
- 微小粒子状物質(PM2.5)に関する専門家会合
- 地方自治体の常勤保健師数は3万2124人
情報BOX
BOOK
月間レーダー
ナンバーわんちゃんの数字クイズ
infomation
月間レーダー special edition?!
連載
地域でペアレントトレーニングを始めよう!
第4回 鳥取県におけるペアレントトレーニングの取り組み
井上雅彦(鳥取大学大学院医学系研究科)
井上菜穂(鳥取大学医学部脳神経小児科)
保健師のための閑話ケア
第28回 床屋と歯医者と映画館
藤本裕明
中臣さんの 環境衛生ウオッチング
第13回 ミネラルウォーターの話
中臣昌広
いまどき子育てアドバイス
第187回 「連携」をめざして
保健分野から考える(その2)
中川信子