2004年10月号

第1特集:日本で初めて家庭内における高齢者虐待に関する実態調査が実施され、対応システムは未だに整備されていないことが明らかになる中で、先進自治体の取り組み事例を紹介。
第2特集:年代別の自殺者数は60歳以上が最も多く、背景には「うつ」があるといわれる。高齢期に多い「うつ」についての解説と保健師の取り組み事例を掲載。

画像

200410月号

定価:本体 838円(税込)
第35巻9号
発行日:2004年10月15日
A5版 112ページ

第1特集高齢者虐待の早期発見と早期予防

日本で初めて家庭内における高齢者虐待に関する実態調査が実施され、対応システムは未だに整備されていないことが明らかになる中で、先進自治体の取り組み事例を紹介。

  • 総論1
    高齢者虐待の現状と課題
    津村智惠子
  • 総論2
    「家庭内における高齢者の虐待に関する(全国)調査」の概要
    医療経済研究機構
  • 取り組み事例
    ①虐待予防・早期発見・支援ができる地域ケア体制の構築(神奈川県秦野市健康福祉部)
    大澤由香
    ②県保健福祉事務所と市町との連携(神奈川県鎌倉保健福祉事務所)

第2特集高齢者のうつ対策

年代別の自殺者数は60歳以上が最も多く、背景には「うつ」があるといわれる。高齢期に多い「うつ」についての解説と保健師の取り組み事例を掲載。

  • 総論
    高齢者のうつ対策
    藤澤大介
  • 取り組み事例
    高齢者のうつ対策への取り組み(鹿児島県伊集院保健所)
    五田貴子・宮ノ下洋美

活動報告・研究報告・調査報告

  • 【活動報告】事務職との協働で取り組む児童虐待への対応(1)
    小野美代子・枡井和彦
  • 介護予防のための在宅虚弱高齢者に対する運動介入の効果
    和島英明 ほか

情報BOX

わたしの図書室
月間レーダー
information

連載

対談 ヘルスプロモーションを語る

明るく楽しく「したいことをする」そこからヘルスプロモーションが始まる
ゲスト 佐甲 隆
インタビュアー 岩室紳也(社団法人地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター長)

地域保健における筋力トレーニング教室事業の展開

トレーニング効果を高める適切なフォーム
都竹茂樹、梶岡多恵子

生き方をサポートする健康相談

健康相談の主役は誰?
村田陽子

いまどき子育てアドバイス

寄せられた質問から(2)
中川信子(言語聴覚士)

ページトップへ