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平成27年「国民健康・栄養調査」の結果

11月14日、厚生労働省は平成27年「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。

国民健康・栄養調査は、健康増進法に基づき、国民の身体の状況、栄養素等摂取量および生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得るのが目的。今回は平成 27 年国民生活基礎調査で設定された単位区から層化無作為抽出した 300 単位区内のすべての世帯および世帯員で、平成 27 年 11 月1日現在で1歳以上の者を対象に実施した。

結果をみると、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事は若い世代ほど食べられていない傾向にあり、この世代は、外食や中食の利用割合が高かった。特に20~30歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維およびカリウムなどの摂取量が60歳以上に比べて少ない傾向にあった。

受動喫煙の機会を場所別にみると、飲食店が41.4%と最も高く、次いで遊技場33.4%、職場30.9%だった。

1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、ここ数年で増加傾向にあった。睡眠の妨げになっていることは、男性では「仕事」、女性では「育児」「家事」が多かった。

居住する地域の人々が「お互い助け合っている」と思う者の割合は55.9%で、前回調査(平成23年)と比べて約5ポイント増加した。

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