地域の健康づくりを応援するサイト

健康寿命の延伸は国の最重要課題の一つであり、自治体では、特定健診・特定保健指導の受診促進をはじめ、地域住民の健康づくりや生活習慣の改善を支援する事業に取り組んでいます。また、生活習慣病予防や重症化防止を図ることで、医療費の適正化につなげることが重要な課題となっています。
一方、地域住民にとっては運動習慣や食生活改善を継続することが重要になってきますが、「中之条研究（※）」では住民の運動習慣データを活用して保健指導につなげ、外出意識や運動・身体活動意識を高めています。
本セミナーでは、「中之条研究」の基調講演を軸に、実際に地域社会と連携しながら研究成果を活用している複数の自治体から取り組み内容等の報告を受けます。あわせて、健康づくり等の分野におけるＪＡと自治体の連携事例も取り上げ、JA共済総合研究所がすすめる伴走支援の方向性を示していきます。

（※）「中之条研究」とは、群馬県中之条町で住民の歩数や運動強度を継続的に記録し、日常身体活動と病気予防との関係を調べた研究をいいます。1日8,000歩の歩行と20分の速歩きが、生活習慣病（高血圧症、糖尿病、脂質異常症等）の予防に効果があることが確認されています。