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ピックアップ!

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研修レポート 令和元年度専門職向けスキルアップ研修会

2019年10月31日、コンベンションルームAP東京八重洲通りにて健康保険組合連合会主催による「令和元年度 専門職向けスキルアップ研修会」が行われました。

保健指導技能の更なる向上を目的とした実践的な内容で、健康保険組合に所属する実務経験3年以上の保健師、管理栄養士など75名が参加。午前・午後と2部構成の講義・演習に、熱心に取り組んでいました。本研修会は、来年1月に大阪会場でも、同プログラムで行われるということです。

(午前の部)健康無関心層も動かす健康づくりとは? ~ナッジと行動経済学の応用

講師:福田吉治先生(帝京大学大学院公衆衛生学研究科 教授・研究科長)

午前中は、福田吉治先生による講義と演習がありました。

「わかっちゃいるけど、やめられない」これが人の心理というものです。そこで理屈だけでなく直観に訴える保健活動として行動経済学、とくに“ナッジ”を活用した手法が近年注目を浴びています。福田先生からは、まず行動経済学・ナッジとは何かについて、典型例を含めた解説をいただきました。そして「健康無関心層とはどのような人か」「なぜ健康に無関心なのか」などについて話し合う時間が設けられ、参加者同士の活発な意見交換が行われました。

後半では、実際に現場で応用するための行動経済学・ナッジの理論や枠組みについて解説があった後、グループワークが行われました。運動、栄養、禁煙、健診などのテーマをそれぞれが選択し、参加者同士でナッジをもとにした健康づくりについて考えをまとめ、発表しました。

(午後の部)行動変容を可能とする保健指導 ~健診結果から導き出す

講師:岡田 邦夫先生(大阪成蹊大学教育学部 教授/特定非営利活動法人経営研究会 理事長)

午後は、岡田邦夫先生による講義・演習でした。

日本では世界に類をみない急速なスピードで高齢社会が到来しており、働く環境も高齢化・人材不足・長寿化が進んでいます。このようなことから、産業保健職には「従業員の健康の確保と生産性の向上」がますます求められるようになるということです。

講義では、特定保健指導を行うために知っておかなければならない基礎的な知識の解説があり、続いて特定健康診査の問診票や検査項目にはどのような意味があり、特定保健指導を行う際にはそれをどのように活用すべきかなどの解説をいただきました。生活習慣病は個人の生活習慣に結び付いているだけでなく、労働環境とも密接な関係にあり、産業保健職は個人へのアプローチとともに、事業主にも積極的に働きかけて組織的な改善を図っていくことが大事だと指摘していました。

演習では、講義で得た知識を現場にすぐに生かすべく、事例をもとにしたロールプレイが行われました。


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