特集-インタビュー

第8回 横浜市役所健康福祉局保健事業課長 吉泉英紀さんが語る
新しいポピュレーションアプローチの試み

吉泉英紀さんインタビューつづき

吉泉さんの自由な発想は、課長職という面もあるかと思いますが、入庁した頃はどのような働き方をされていたのですか?

横浜市役所健康福祉局保健事業課長 吉泉英紀さん 職員時代は、財政部門で予算編成を長く担当し、それから、組織機構管理部門で長く仕事をしていました。今まで自分の裁量の自由度が低いから欲求不満になっていたということはなく、逆に、その仕組みの中に埋没して没頭してやっていましたね。昔のバブルの時代に財政課にいましたが、残業につぐ残業の毎日でした。

自治体で自分の企画を実行にうつすためには、やっぱり自治体業務に関する基礎知識を養って行くことが必要だと思います。「専門職だから」と自ら制限を設けないで、いろいろやってみるほうがいいかもしれませんよ。


サイトの会員には、自治体勤務の方も多くいます。そんな方々へ自治体勤務の先輩としてエールをお願いできますか?

入庁して、思い通りにすぐ何でもできるなんてことは少ないと思いますね。新しいことをやっていくためには、幅広く、よく勉強すること。予算もそうだし、議会対応もそうです。議会対応もどこからどこまでが議会に説明しなければいけない範囲かをちゃんとわかるからこそ、企画を実行できるわけです。だから、自治体制度の基礎的なところをどんどん勉強していくと、やがていつかいいことが…。本当かな。(笑)

横浜開港150周年記念キャラクター 「たねまるくん」

たねまるくん横浜開港資料館の中庭にある「タマクスの木」の精。


横浜開港150周年ホームページ
http://www.yokohama150.org/y150/


取材後記

取材後、浮かんだのは「理想の上司」という言葉です。着任早々の企画力、実行力を拝見すると、少し強引なタイプなのかしらと感じるかもしれませんが、ご本人の印象はとても「しなやか」。吉泉さんのような上司がいる職場は、厳しいかもしれませんが、働き甲斐のあるところではないでしょうか。本当に横浜市、転職希望者殺到かもしれませんよ。吉泉さん!

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