2015年5月号

ベテラン保健師たちが伝える、さまざまなパターンの関わり方の極意。住民との関わり方に悩んでいる人は、ぜひ先輩たちの言葉を参考に。

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20155月号

定価:本体 942円(税込)
第46巻5号
発行日:2015年5月1日
A5版 128ページ

特集関わり方の極意 ~新人保健師よ、訪問を恐れるな~

保健師にとって「家庭訪問」は、支援の糸口を見いだしたり、地域の人との結び付きを深めたりするためにも欠かせない業務の一つ。しかし、いざ住民と関わりを持とうとしても、いつも居留守だったり、家族関係が複雑だったり、時には暴言を吐かれたりとさまざまな壁が立ちはだかり、新人保健師の中には、訪問に気後れしてしまう人もいるかもれない。

今回は、ベテラン保健師たちにさまざまなパターンにおいての関わり方の極意を教えていただいた。住民との関わりに悩んでいる人は、ぜひ先輩たちの言葉を参考にしてほしい。

  • ファーストアプローチで重要なこと
    安齊智子(堺市美原保健センター)
  • 心の問題を抱えた人に関わるとき
    伊藤優子(葉山町)
  • “暴力の危険性の高い人”に関わるとき
    池戸啓子(新宿区健康部 東新宿保健センター)
  • 会えないときにはどうすればよいか
    岩渕文子(宇都宮市上河内保健センター)
  • 援助対象者との関係性の持ち方のルール
    佐川きよみ(葛飾区保健所)
  • 倫理的場面に直面したとき
    樋上 静(奈良市保健所)
  • コミュニケーションが困難な方の場合の関わり方
    仲間いずみ(大阪市淀川区役所)
  • 多問題家族に遭遇したとき
    取材協力:伊藤昌子さん(豊川市健康福祉部) 取材:白井美樹
  • 自分以外の専門職が担当している事案のとき
    後藤文枝(東海市市民福祉部)

統括に聞く

田中由紀子さん(神戸市 保健福祉局 健康部 健康増進担当部長)
文:太田美由紀 写真:カミヤス セイ

PICK UP

閉経後の女性の骨粗鬆症に対する意識・実態調査
文:編集部

REPORT

平成26年度市町村保健師管理者能力育成研修
取材:編集部

ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!

岡田絵里さん(三重県 伊賀保健所 保健衛生室 健康増進課)
文:編集部 写真:C.Kent

ピープル

菅原哲男さん (社会福祉法人 児童養護施設 光の子どもの家 理事長)
心の傷を負った子どもたちに、家族同様の愛情を
自分の生を受け止め、歩いていけるように
文:白井美樹 写真:カミヤス セイ

理解して生かす保健師用語

第2回 「ヘルスプロモーション」
岩室紳也、土屋厚子

情報BOX

BOOK
月間レーダー
ちょっと知っトク・間違い探し
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月間レーダー special edition?!

連載

ESSAY国際保健

第2回 人々の悲しみと国民皆保険
松田正己

保健師のための閑話ケア

第53回 講演旅行記⑮
藤本裕明

中臣さんの 環境衛生ウオッチング

第38回 新築住宅と換気
中臣昌広

いまどき子育てアドバイス

第212回 赤ちゃんとの関わり方、遊び方(12)
中川信子

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