月刊地域保健

トップページへ

年間購読

バックナンバー

買い物かご

編集部へコンタクト

月刊地域保健 --保健師など地域で活動されている方に一番読まれている雑誌です。-- 健康・防災冊子の支持率NO.1!東京法規出版
保健師のビタミン
こちら地域保健編集部です
西内義雄が行く
地域保健丸ごとリンク
おすすめコーナー
身体活動量計 アクティマーカー
特定保健指導を考えるSNS
血管年齢と肥満度をチェック!「メタボリ先生」
ここちよくて、かしこい暮らし。 ca.ci.co かしこ
金曜日のビタミン
地域看護研究者の雑感
第五話:資料が欲しい!

今回は、またまた過去の電話の会話から。
 保健師さん: 「先生が書いた○○読んだので電話しました」

研究者にとっては嬉しい瞬間です。わざわざ電話してくれるということは、それなりにその方に響いたものがあったのだろう、と。
 ぐふふ、と思いつつ次の言葉を待つ私。

 保健師さん: 「先生が書いた論文の”引用文献”の○番と●番を読みたいから送ってもらえませんか」
 私:「……」

ちょっと脱力はしたものの、確かに現場にいると文献を手に入れることってできないことも多い。しかし、高度に情報化が進んでいるこの時代、何か方法はないのか、と職場の図書館の司書さんに聞いてみました。

結論からいうと、日本語の文献の検索はどこかの図書館に行って、その図書館が外部に人にも利用が可能と定めているデータベースで検索するのが確実、ということです。

―(外国の文献に関してはウェブ上で広く公開されているデータベースがある。日本のものもないわけではないけれど、日本の保健医療領域で一般的なデータベースは、その形態ではないようです)―

要するに、職場から直接、保健医療関係の資料を検索するのは難しいということ。でも、最近は各県に1校看護系大学もできたことだし、これを使わない手はないでしょう。

そして私にきた電話のような状況、すなわち欲しい文献自体は確定している場合はどうするか。

その場合、国立情報学研究所がインターネット上で公開しているWebcatというシステムを使えば、どこの図書館がその文献を所蔵しているのかわかるシステムがあります。

その所蔵図書館が、外部の依頼に応じて文献複写をして送ってくれるかは、それぞれ異なるようですが、私のいる国立保健医療科学院は、地域保健従事者の方には、そのサービスをしているそうです。

また、最近はオンラインジャーナルといって、ウェブ上で全文が読めるシステムも進んできていますが、有料のもの、そうでないものがあり、まだまだ、といったところでしょうか。

研究者によっては、自分の書いたものをウェブ上で公開されている方もいますので、名前で検索してみてもよいかもしれません。

ところで、最初の電話ですが、最終的にはその保健師さんと共同研究をすることになりました。今では、私とその保健師さんの笑い話です。


鳩野洋子
鳩野洋子

九州大学大学院医学研究院保健学部門 看護学分野 地域・精神看護学教授

大学卒業後、臨床看護師、保健師を経て、研究職へ。研究領域は、保健師活動―特に行政保健師―にかかわる領域。

行政保健師の専門性、保健活動評価、高齢者保健、ヘルスプロモーション活動などを考えるべく奮闘中なるも、体力がないのが悩み。いい活動の話からエネルギーを充電。

2008年4月に、国立保健医療科学院 公衆衛生看護部看護マネジメント室長から九州大学大学院医学研究院保健学部門 看護学分野 地域・精神看護学教授になりました。



このサイトについて

年間購読の変更・中止届け

雑誌概要

広告掲載

通信販売法に基づく表記


Copyright(C) 2006東京法規出版 All rights Reserved