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今回は、またまた過去の電話の会話から。 保健師さん: 「先生が書いた○○読んだので電話しました」
研究者にとっては嬉しい瞬間です。わざわざ電話してくれるということは、それなりにその方に響いたものがあったのだろう、と。 ぐふふ、と思いつつ次の言葉を待つ私。
保健師さん: 「先生が書いた論文の”引用文献”の○番と●番を読みたいから送ってもらえませんか」 私:「……」
ちょっと脱力はしたものの、確かに現場にいると文献を手に入れることってできないことも多い。しかし、高度に情報化が進んでいるこの時代、何か方法はないのか、と職場の図書館の司書さんに聞いてみました。
結論からいうと、日本語の文献の検索はどこかの図書館に行って、その図書館が外部に人にも利用が可能と定めているデータベースで検索するのが確実、ということです。
―(外国の文献に関してはウェブ上で広く公開されているデータベースがある。日本のものもないわけではないけれど、日本の保健医療領域で一般的なデータベースは、その形態ではないようです)―
要するに、職場から直接、保健医療関係の資料を検索するのは難しいということ。でも、最近は各県に1校看護系大学もできたことだし、これを使わない手はないでしょう。
そして私にきた電話のような状況、すなわち欲しい文献自体は確定している場合はどうするか。
その場合、国立情報学研究所がインターネット上で公開しているWebcatというシステムを使えば、どこの図書館がその文献を所蔵しているのかわかるシステムがあります。
その所蔵図書館が、外部の依頼に応じて文献複写をして送ってくれるかは、それぞれ異なるようですが、私のいる国立保健医療科学院は、地域保健従事者の方には、そのサービスをしているそうです。
また、最近はオンラインジャーナルといって、ウェブ上で全文が読めるシステムも進んできていますが、有料のもの、そうでないものがあり、まだまだ、といったところでしょうか。
研究者によっては、自分の書いたものをウェブ上で公開されている方もいますので、名前で検索してみてもよいかもしれません。
ところで、最初の電話ですが、最終的にはその保健師さんと共同研究をすることになりました。今では、私とその保健師さんの笑い話です。
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