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前回は研究者とのコンタクトについて書きました。 今回は、コンタクトも無事おわり、一緒に動くことになった場合の「掟」をお伝えしたいと思います。
掟は簡単、「まるなげしないこと」です。
調査研究活動の場合を例に取りましょう。 時々言われるのは、調査表の作成も分析も「先生、慣れてるんでしょうからやってください」というパターンです。
自分が誰かと協働するときに「慣れているんだからアナタやって」と言われたら、どういう気持ちになるかわかりますよね。
また、気持ちより重要なのは、それはあなたが本当にしたいことは、あなたの中にしかないということです。
それが何であるか、はっきりしない場合もあるかもしれませんが、たとえ地元の研究者と結びついたとしても、あなた以上にその地域や住民の状況を知っていることは、まずあり得ません。
だから、その思いや考えを研究者と良く話合ってください。そうすれば保健師のその思いや感覚を大事にしつつ、地域看護の研究者の役割として、その目的をはっきりさせる手伝いをしたいと思うはずです。
今、頭に浮かんだのは、保健計画の策定の場面です。業者さんにお願いして、金太郎飴的な計画でもとりあえず作りたいという姿勢なのか、それとも、自分たちのこだわりを大事にする計画を作りたいとするか、というのに似ているかなあ、と。
講演や研修であれば、大きなテーマだけではなくて、対象の方の状況や、何を対象の方に伝えてほしいと思っているのか、を研究者に具体的に伝えてください。
ちなみにわが上司は、研修会の講師を受けるときは、その研修会の目的、目標、評価を記載したものを出していただいていますよ。まあ、わが上司くらいの迫力がないと、なかなかそこまで言えないけれど。
本当のところ、研究者も研修会の講師を受けるときは不安なんです。特に、よく知らない対象の前に立つときは。だって対象のニーズがよくわからないんですから。
さあ、研究者と一緒に頭をひねり、汗をかきましょう。 あ、これって、保健活動の展開と同じ……!?
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