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ひきこもりは百人百様である。 「NPO法人全国引きこもりKHJ親の会」では、家族機能不全、親子共依存、病理性が絡むいくつかのタイプに大別し、それぞれに対していかに対処したらよいのか、どの様な支援を必要としているのか、調査検討を行い、問題の共有作業を進めている。
今回は、その調査検討の内容を箇条書きにするので、参考にしていただきたい。
1) 当事者が自己をコントロールできない状況にあるのに、親はただひたすらに就労を願う。こうしたケースの場合、親の生き方、人生観、価値観を変えるために家族会は役立っているか?
2) 反対に、当事者の病理と"甘え"が混在して親が"召使い" 化している場合、親の会への参加、様々な相談支援は親の精神的自立に有効に機能しているのか?
3) ひきこもり暦年数の長い大人組の重篤な当事者には、医療と福祉〜既存の精神保健福祉制度枠内への包括に"腹をくくる"べきではないか?
4) なお、社会参加(就労意欲)のある当事者に対しては、カウンセリングおよび多様・多段な中間施設設置への公的支援を求めるべきではないか?
5) どうしても対人緊張、対人不信から抜け出せない当事者に対しては、「ただ待つこと」だけでよいのか? 訪問サポート、相談、医療は必要か? あるいは有効か? 外国への転地療法の可否は?
6) 対人緊張、対人恐怖が強い当事者へは、SSRIを補助剤とした認知行動療法が必要か? 十分な対応体制はあるのか?
7) 当事者に慢性的な暴力がある場合、家族の一時避難シェルターや家族支援は必要か?
8) 長年のひきこもりで壮年化(40歳以上)し始めた当事者で、親が倒れたケースへは、福祉の概念の適用か介護保険の低年齢化適用が必要か?
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